台風7号は今夜～あす朝、伊豆諸島に最接近の見込み。強い勢力で伊豆諸島の南を北上する台風7号は、あす関東に接近するおそれがある。気象庁予報官は「猛烈な雨になる所がある見込み」などと警戒を呼びかけた。予想最大瞬間風速は伊豆諸島・関東の海上で60m／s、一部家屋が倒壊するほどの猛烈な風になる恐れがある。関東の陸上の予想最大瞬間風速は45m／s。さらに関東の予想雨量は、あす朝まで100mm、あさって朝まで300mmの予想。お盆の足への影響が大きく、東海道新幹線はあす、東京−名古屋間を始発から終日運転取りやめ。名古屋−新大阪間は運転本数を大幅減、山陽新幹線との直通運転も中止。東海道新幹線は午後3時以降、指定席満席。空の便も混乱しており、羽田・成田発着便は、全日空280便、日本航空191便が欠航。千葉県では、2019年の台風15号で最大57．5m／sを記録。千葉・鋸南町は甚大な被害を受けた。あれから5年元の町並みに戻っている中、強い台風が近づいていることに住民は、台風に備えている。千葉・館山市・館山リゾートホテルでは、キャンセルが増加するなどお盆休み直撃の影響が出ている。2019年の台風15号では玄関や客室が被害を受けていたため準備にそなえているという。一方、梨農家・大清水農園は、土のうで備えていた。千葉・南房総市・とみうらマートの土産店スタッフは「ツアー中止の場合、魚介類・バナナなどは廃棄」と話した。台風7号はさらに勢力を強め北上しあす午後には房総半島に最も近づく見込み。
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