首都圏の大学に通う学生たちの団体「Spec Tech」では、ことし3月から、生成AIの使い方について勉強会を開き、情報発信を行っている。医学部3年生の河津さんは、レポート課題の復習で、生成AIを活用していた。様々な分野へ興味を広げたり、学習を深めたりするきっかけになるという。環境情報学部2年生の吉岡さんは、アルバイト先への欠勤を連絡するときなどに、生成AIを参考に、文面を作成している。趣味の筋トレのメニューも、生成AIに相談している。トレーニングの姿勢などについて、アドバイスしてもらえるという。授業でも、自分の考えをまとめることなどに活用していて、発言の機会も増えているという。吉岡さんは、自分で事実関係を確かめながら、しっかり向き合っていきたいとしている。