きのう午後8時過ぎ、小池百合子氏が選挙事務所に入った。当選確実の報を受け支援者らの前に現れた。史上最多の56人が立候補した東京都知事選挙は、投票締切と同時に小池氏が当確。2位に100万票以上の差をあけて圧勝した。東京都選挙管理委員会によると今回の都知事選挙の投票率は60.62%で前回を5.62ポイント上回った。得票率では1位が小池氏、2位が前広島県・安芸高田市長の石丸氏となり、3位の前参院議員・蓮舫氏を上回る結果となった。今回、小池氏の挑戦者として臨んだ蓮舫氏。選挙終盤は親しみやすさをアピールしたが実らず落選となった。一方、”台風の目”として注目されていた石丸氏はSNSなどを積極的に活用する選挙戦を展開。蓮舫氏を上回り2位に躍進した。日本テレビが出口調査と独自の行政取材で石丸氏は無党派層から候補者の中で最も多い3割台半ばの指示を得た。また、10代・20代では4割強、30代では3割弱の指示を得た。前回より投票率が上がった東京都知事選挙。勝敗を分けたポイントはどこにあったのか。