東京・明治神宮外苑の再開発をめぐり、事業者側が樹木保全の見直し案の住民説明会を行った。明治神宮外苑の再開発をめぐっては、樹木の伐採などに反対する住民らの声を受け、今月事業者側は伐採本数を120本余減らすなど樹木保全の見直し案を公表。新宿区の住民ら76人が参加した説明会では4列のイチョウ並木への日照の確保、樹木伐採による気温上昇の可能性などについて意見や質問が相次いだ。樹木移植の懸念に対しては、事業者は「しっかり根づくような丁寧な移植に努める」と回答。午後には港区の住民らを対象とした説明会が行われた。