好きな時間に好きなだけ働けるスキマバイト。登録者数がこの半年余りで1500万人から2800万人にまで増えている。その理由を取材した。東京・新宿区で行われていたのは隙間時間にアルバイトをするスキマバイトを10分間だけ体験できるイベント。履歴書や面接は一切必要なく飛び込みで参加可能。体験が終わると渋谷にある老舗中華店「兆楽」のメニュー5品のうち1つと交換してもらえる。ここでは他にもティッシュ配りや看板持ち着ぐるみを着て店に客を呼び込むといったスキマバイトが体験できる。きょうだけで200人近くが体験したという。人手不足解消の鍵としても注目されるスキマバイト。ただ、スキマバイトを巡るトラブルの相談を受けるNPOは応募する際、注意してほしい点があると指摘する。スキマバイトの体験イベントを主催するメルカリハロは闇バイトなどの不正利用については登録事業者への審査などによって未然に防止するとしている。