2025年11月3日放送 1:28 - 2:28 TBS

ドキュメンタリー「解放区」
聞こえなくても 〜デフリンピック世界一へ〜

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

聞こえなくても デフリンピック世界一へ

サッカー男子のもう一つの日本代表であるデフサッカー日本代表。デフサッカー日本代表はワールドカップ準優勝し、世界ランキング4位となった。優秀ゴールキーパー賞を受賞したキャプテンの松元は熱い思いでチームを引っ張っている。そんなデフサッカー日本代表はデフリンピックで世界一を目指している。

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聞こえなくても デフリンピック世界一へ

デフとは英語で「Deaf:耳が聞こえない」であり、デフサッカーは耳が不自由な人々のサッカーであり、競技人口は約200人、公平性を保つために試合中は全員が補聴器を外すことが義務付けられている。松元は補聴器がなければ審判の声も聞こえないなどと明かした。デフサッカーはピッチの広さもルールも通常のサッカーと同じで、違いは主審が増えだけではなく旗で合図をすること。選手たちは声の代わりに手話や口話、ジェスチャーで意思疎通を行っている。松元はマスク社会になってからは口元が見えなため店での会話が難しく、運転中はサイレンの音も間近でないと気づけないなどと伝えた。松元は難聴への理解を深めてもらう活動を行っており、この日は盛岡大学で講演を行った。2024年5月、デフサッカー男子日本代表候補は合宿を行っていた。松元は2024年1月に右肩の腱板断裂で手術し、GK復帰は6月が目処であったが合宿に参加し、自分にできることに集中し、チームメイトをまとめていた。

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あいおいニッセイ同和損害保険 福岡支店とアスリート契約している松元はメール対応を中心に仕事を任されている。この日、松元はリハビリを兼ねたピラテスを行った。普段松元は西南学院大学にて大学生たちと練習しており、この頃漸くキーパーグローブを装着して練習できるようになっていた。結婚11年目を迎える松元はリハビリを妻・沙緒里に見守られている。2024年7月、デフサッカー男子日本代表に新たにゴールキーパーコーチの太田が加わっった。この日はデフサッカー男子日本代表は福島ユナイテッドFC U-18と練習試合を行った。

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この日、松元は大丸福岡天神店にて日本で初開催となるデフリンピックを盛り上げるためのイベントの打ち合わせを行っていた。松元はより多くの人に届けたいと企画準備から参加していた。2024年9月に松元らは九州からデフリンピックを盛り上げていこうとイベントを開催し、様々な種目のデフアスリートが参加した。松元は手話を英語のように皆が使って話せるようになると良いなどと語った。2024年10月、天王洲公園サッカー場にてデフサッカー男子日本代表は槙野智章率いる品川CCと練習試合を行った。前哨戦となるアジア太平洋ろう者競技大会が2024年12月に開催し、デフサッカー男子日本代表はイラクと対戦し、3-1で勝利した。デフサッカー男子日本代表は決勝まで勝ち進み、イランと対戦し、3-1で勝利して優勝した。

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この日、松元らは福岡県小郡市立小郡小学校で講演を行い、聴覚障害について子どもたちに伝えていた。松元は小学生時代には運動会のダンスが苦手でリズムが分からないために振り付けを肌感覚で身につけ、サッカーの名門・鹿児島実業高校に入学し、この頃にデフサッカーと出会った。当時のデフサッカー日本代表は自己負担での遠征活動であったため費用を抑えるために練習場所は高速道路の高架下であった。2023年にデフサッカー日本代表のユニフォームにA代表と同じようにJFAのロゴが入ることになってから環境が変わり、去年のアジア大会で初めて自己負担ゼロとなった。2025年4月、デフサッカー日本代表は憧れの地である国立競技場で試合を行った。試合前にはごちゃまぜサッカーイベントが行われ、様々な人が参加していた。デフサッカー日本代表のクリアソン新宿との試合は2-0でクリアソン新宿が勝利となったが、松元らは夢の舞台でサッカーできた喜びや感謝をサポーターに伝えた。

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仙台市のスポパーク松森フットサルプラザにて週に1度レッスンを受けている笠間は右耳が重度難聴である。小学2年生となった笠間は荒町サッカースポーツ少年団にも参加し、サッカーを始めたことで落ち込んでいた気持ちはなくなっていた。笠間は宮城県立聴覚支援学校に通い、視覚的な授業を中心に学んでいる。

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デフサッカー男子日本代表は合宿が延期となり、調査の結果、チーム内でのパワーハラスメントに該当する行為が確認された。日本ろう者サッカー協会の強化育成部長である中村は監督自ら責任を感じて辞任を申し出て、協会もそれを受け入れたなどと明かした。2025年7月25日、新監督体制での初合宿が秋田スポーツPLUS・ASPスタジアムにて行われた。齋藤新監督は指導者最高ランクのS級ライセンスを所有しており、Jリーガーも多く排出している。齋藤監督は課題はまだまだあり、時間がない中で考えていかなくてはならないなどと語った。松元らは齋藤監督のサッカーを自分たちが理解し表現できれば世界がより見えてくると感じたなどと明かした。デフサッカー男子日本代表はノースアジア大学と練習試合し、そして東京2025デフリンピックの代表23名が発表され、松元は選手やスタッフに手紙で気持ちを伝えた。笠間は鷹来の森運動公園で行われたデフサッカー男子日本代表によるサッカー教室に参加していた。松元は障がいを理由に諦めないでチャレンジしてほしいなどと語った。デフサッカー男子日本代表は富士大学と試合し、齋藤監督は選手により正確に伝えるためにミーティングを増やしたなどと明かした2025年9月14日、デフサッカー男子日本代表は札幌大学と試合し、カウンターで失点し新たな課題となった。10月10日、ゲーム形式の練習で選手たちは課題克服について討論しあった。

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デフサッカー男子日本代表が品川CCと対戦。結果、4-2で勝利。課題の得点力不足を克服。デフリンピック男子サッカーは11月14日に初戦。

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