破綻した全東信。全東信は店とカード会社の仲介を行う決済代行と呼ばれるサービスを提供していた。全東信が仲介することによって、客がカードで支払った分の代金を建て替えてくれ、通常より早く店にお金が振り込まれる。店から先払い分の手数料を取ることで全東信は利益を得ていた。全東信が破綻したことにより、大阪の創作料理店には売り上げ金の80万円がいまだに振り込まれていない。全東信の負債総額は約1151億円。飲食店などに振り込まれていないのは約53億円にのぼっている。破産申立書によると、近年、キャッシュレス決済の競争が激化し、手数料の引き下げを余儀なくされたことが要因だとしている。また、経営状態を良く見せるために20年以上にわたって粉飾決算をしていた疑いも明らかになった。
