今夜、東京・新橋でジャケットを手にする男性は、休みでも心はあまり休まらないかな、などと話す。忙しい現代人に行き方を見直すきっかけにしてほしいという大会「TOKYO ぼーっとする大会2023」が開かれた。2014年韓国で第1回大会が開催されると、その後オランダ・香港・台湾などで開催されこれまでのべ2000人が参加。日本では初開催となった。参加者は約100人。日々の激務から解き放たれるためにきたという人や、ぼーっとするのが日常になっててどれくらい通用するのかなと来た人もいた。ルールは90分間ただぼーっとするだけ。優勝したのはダンサー3人組。千葉大学大学院の一川誠教授によると、考えない時間をつくることで記憶にメリハリがつき体験が定着しやすくなるとしている。