今回モーラはスナック研究のため7月から2か月日本に滞在した。新橋で40年続くスナックに2回目の訪問。普段の様子を観察するために研究者の顔は見せず、普通の客として訪ねるのがポイント。店で知り合ったという客もいた。モーラはママが客を叱ったり偉そうに振る舞うことにも最初は驚いたという。ママは客を氷の買い出しに行かせていた。モーラはアメリカではチップを貰うために仕事をしていないとダメだと思われているが日本は客が頑張るところが評価されていると話した。全国にある約5万軒の8~9割が女性経営者と言われている。モーラは女性が夜少人数で営業し酒を出す店という観点から日本のスナックの特殊性を指摘した。