為末大さんが向かった先には女子やり投げの世界女王・北口榛花選手。一昨日の決勝では87センチを投げて優勝。飛距離を伸ばす鍵は「大きく反り返るしゃちほこのようなフォーム」だという。7年前のフォームと比較すると、いまの方が上半身の反りが大きくなっている。北口選手は世界一を目指し、5年前にやり投げ王国チェコに練習拠点を移す決断をした。ここでジュニア世代のチェコ代表も指導しているコーチのもとで1からフォームを見つめ直した。上半身と下半身をつなぐ体幹を鍛え上げ、助走の力をスムーズに上半身につなげるフォームを作り上げた。