神奈川県横浜市の京急本線・日ノ出町駅から歩いて3分のところにあるとんかつと和食の店「長八」。日替わりのAランチは、肉料理がメインで、980円。豚のロースカツにレモン塩のたれをかけている。ごはんと味噌汁はおかわり自由。Bランチも980円で、魚料理が中心。釜揚げしらすに明太子、ねぎとろの丼を温玉と一緒に食べる。24時間営業は金曜から月曜までの4日間。午前1時過ぎ、店を訪れると、数組の客がいた。人気は、ロースかつ定食。肉は、宮崎県産SPF豚・和豚味彩を使用。約160度で揚げ、ゆっくり火を通したら、約180度で揚げて、衣をサクッと、肉質はジューシーに仕上げている。自家製ソースは、セロリなどの食感を残し、コクのある味。同じ豚を使ったしょうが焼きも人気で、メニューは約120種類。創業は昭和40年。店主は4代目の吉田さん。1981年に24時間営業を始めた。コロナ禍で一時中断するも、おととし4月から再開した。午前3時半過ぎ、店を訪れていたのは、飲食店でアルバイトする若者たち。お気に入りは、アジフライ。自家製のタルタルソースも好評。午前4時半、4人組が注文していたのは、びっくりかつ。価格は7000円ほど。通常のとんかつの4倍、約550gある。4枚の豚肉を串でつなげて揚げている。4人のうちの1人は、生バンドのカラオケバーを経営しているという。歌が好きで、先代から店を受け継いだという。店主の吉田さんは、憩いの場というか、いつもあそこが開いているよと来てくれる店になったらいいなどと話した。
住所: 神奈川県横浜市中区日ノ出町1-31