能楽で演者が役柄に応じて着ける能面を手がける能面師・久保博山さんは、高校教師として働き始めた頃に能と出会い、迫力のある能面を作りたいと思い33歳のときに能面師を目指した。久保さんがこれまでに手がけた作品は100点以上。和歌山をはじめ、東京の国立能楽堂や海外の舞台でも使われた。2012年度には、優れた伝統工芸の技術者に贈られる和歌山県名匠に選ばれた。今月、能面に興味を持ってもらおうと子どもを対象に初めて体験会が開かれた。
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