日揮ホールディングスが掲げる「第3の変革」は、ビジネス領域、ビジネスモデル、組織の3つの変革を意味する。ビジネス領域の変革ではエネルギーの移行を進めるために「低・脱炭素化」「クリーンエネルギーの拡大」を掲げている。福島・浪江町では6万8000枚の太陽光パネルが敷き詰められている。旭化成などが運営する大規模太陽光発電設備だ。FH2Rでは太陽光で発電した電気を使って水を分解し1日4トンの水素を製造できる。日揮ホールディングスは11月からこのグリーン水素を使った新事業に乗り出す。またアンモニアも次世代クリーンエネルギーとして需要拡大が見込まれている。アンモニアは発電燃料や水素キャリアとして活用が広がっている。日揮ホールディングスはオイル&ガスEPC事業でも低・脱炭素化を勧めている。