TVでた蔵トップ>> キーワード

「日本チタン協会」 のテレビ露出情報

続いてはベトナム・ハイフォン港から来たコンテナ。約8日かけて大阪港にやって来た。中にはチタン鉱石を砂状にしたものが入っていた。原料の砂を輸入して工場で化学反応を起こし、チタンを製造する。チタンはサビにくく、重さは鉄の6割ほどと軽いが、強度は鉄の2倍だという。強くて軽いことから航空機のエンジン部品にも使われている。また、インプラントや人工骨などにも使われている。砂状のチタン鉱石はダンプアップという取り出し方をする。取り出す際に専用のコンテナ用トレーラーを使い、コンテナ自体を傾けることで中の砂を取り出す。チタンの原料は工場に運ばれると、大きな容器に入れられ、様々な化学反応をさせた後、1000℃に熱する。約100時間熱することで純度を高めていく。この後、4日かけて熱を冷ますとチタンの塊ができる。見た目がスポンジ状であることから“スポンジチタン”をいう。高品質なスポンジチタンは国内外で高い評価を受けており、50%以上はアメリカやイギリスなどへ輸出される。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.