国会記者会館から中継。支持率の高さについて自民党内からは予想以上、出来過ぎだなどと驚きをもって受け止められている。世論調査で高市内閣を支持すると答えた人は71％、指示しないと答えた人は18％。2000年以降4位だった。また、先月の石破内閣の支持率に比べて37ポイント高くなった。支持率の高さについて、ある自民党幹部は「憲政史上、女性初の首相という事への期待だろう」と指摘している。またある政権幹部は「スピーディーに物価高対策を進めようとする姿勢が評価されたのでは」と指摘している。また、ある閣僚経験者は「参院選から3か月間、何も動かない閉塞感があった中での期待感」としている。一方、自民党と日本維新の会が連立政権の樹立合意をしたことについて評価すると答えた人は57％、評価しないと答えた人は31％。ある維新幹部は「期待値が高いのは率直に嬉しい、変わらなかった政治が変わるのではないかという期待感がある」と分析。別の維新幹部は「自民党への期待は低いが政治の安定が評価されたのだろう」と指摘している。一方、こうした支持率の高さをめぐり立憲民主党の幹部からは「これは高市さんにとって解散したくなるような数字」との指摘が出ている。自民党中堅議員も「すぐに解散すべし」としている。支持を背景に高市首相が早い時期での解散に踏み切ることはないか与野党に警戒感も広がっている。