きのう東京都知事選挙で3度目の当選を決めた現職・小池百合子氏。「全身全霊で対応したい」と話す小池氏は、新型コロナウイルスの対応や子育て支援策などの実績をアピールし、政党色を出さないことで支持を得た。投票率は、前回を上回る60.62%だった。躍進した広島県前安芸高田市長・石丸氏は今後について「まだ決めていない」としつつも岸田首相の選挙区・広島1区への出馬の可能性に言及した。「反自民政治、非小池都政」を掲げ立憲民主党、共産党、社民党の支援を受けたが、支持が広がらなかった前参院議員・蓮舫氏は3位。過去最多56人の立候補し、ポスターの掲示をめぐる騒動が目立った今回の選挙。政治団体が寄付した人に自由なポスターを掲示板に掲載できる権利を与えたことについて、有権者からは「掲示板自体やめにした方がいい」などの声が聞かれた。