出版物の取り次ぎをしている日本出版販売は今月19日までの1年間の本の売り上げをまとめた。それによると、ことし最も売れたのは、ユーチューバーとしても活躍する作家・雨穴さんが書いた、家の間取りの謎に迫るミステリー小説「変な家2」で、シリーズ1作目の「変な家」は5位に、また「変な絵」も6位に入った。2位は鈴木のりたけさんの絵本「大ピンチずかん2」。シリーズの1作目も4位に入った。3位は宮島未奈さんのデビュー作で中学生が活躍する青春小説「成瀬は天下を取りにいく」だった。一方、ガルシアマルケスの「百年の孤独」が初めて文庫化され、半世紀以上前の翻訳小説としては異例のヒットとなり、文庫のジャンルで8位に入った。今年はシリーズ本が多くランクインした。日販は、ドキュメンタリーのように見せかけて物語が進行する“モキュメンタリー”と呼ばれる表現方法が話題となったとしている。
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URL: http://www.nippan.co.jp/
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