今年のノーベル平和賞に日本被団協・日本原水爆被害者団体協議会が選ばれたことを受け、米国・オバマ元大統領は「個人的な悲劇から力強い運動を築き上げた」と祝福した。オバマ元大統領はSNSで「核兵器の脅威が高まり核兵器使用の脅しに対するタブーが薄れつつある」と指摘し、日本被団協の活動について「核兵器が恐ろしい人的被害をもたらすことやより安全な世界を子どもたちに残すためには核兵器のない世界を追求することが不可欠であることを思い起こさせた」と功績を称えた。その上で、日本被団協の活動について「個人的な悲劇から力強い運動を築き上げた」と祝福した。オバマ元大統領は、「核兵器のない世界」を訴え、2009年にノーベル平和賞受賞、2016年に現職米国大統領として広島初訪問している。