- 出演者
- 合原明子 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉 瀬戸光 黒田菜月 田中美都
9回目となる今回のTICADはきょうから3日間の日程で横浜市で開かれる。アフリカ各国の首脳や国際機関、企業などの関係者が日本との経済協力や開発援助などを議論する場となっている。今、各国が関係を強化しようとしているアフリカ。背景には豊富な天然資源の需要の高まりや、人口急増の中での消費市場拡大などで経済成長が進んでいることなどがある。国連の報告書によると、アフリカ全体の経済成長率は、ことしは3.2%と予測されていて、世界全体での予測を上回っている。TICADに合わせて会場には日本企業などがブースを設け、アフリカ市場でのビジネスをアピールしている。参加している企業や団体は194と過去最多。また、石破首相は今後3年間でAIの分野で3万人を育成する方針などを表明した。石破首相は期間中、30カ国以上の首脳らと個別に会談を重ねる予定。
アフリカ大陸には54カ国あり、今回のTICADには40カ国以上から参加の意向が示されている。アフリカの人口は急増していて、国連の予測では2050年には世界の人口は約100億人で、25億人がアフリカの人。年齢の中央値は約19歳。中国も進出している。アンゴラの首都の郊外には中国企業によって住民20万人規模を想定した新都心まで建設されていた。かつては台湾と外交関係を持つ国がいくつかあったが、今では1カ国になった。今でも日本の車は人気で、日本との人と物の往来のさらなる活発化を期待されている。
国連加盟国は193で、25%以上はアフリカの国。国連総会の決議の採択などではアフリカの国々がどう投票するのかは無視できない。ことし2月24日のロシアにウクライナ撤退を求める決議はアフリカの8か国が反対、24か国が棄権している。マリは急速にロシアよりに舵を切っている。キーワードは「実利」。ウガンダはロシア製の武器を購入し、将来的には原発の建設でも支援を望んでいるという。中国からの債務のわなに陥ってしまっている国もあるという。
上高地のニホンザルは世界のサルの中でも有数の厳しい寒さのなかで生息していて、冬は川に生息する水生昆虫を食べていることが知られている。筑波大学や信州大学などの研究チームはNHK取材班の映像やふんのDNAを分析した。その結果は国際的な科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表された。映像の分析から、年齢・性別の偏りなくカゲロウやトビケラなどの水生昆虫を捕まえて食べていて、これらが冬の貴重な栄養源になっていることがわかったという。去年2月に例外的な気温上昇で日中の平均気温が0度を上回った際には、ふんから検出される水生昆虫の種類が大幅に減少した。気温上昇で上流の雪どけが進み川の水位が上がりサルが入れなかった可能性があるとしている。
浸水被害や記録的な暑さにメガソーラー施設が影響しているとする投稿がXで拡散し、きょうの時点で1200万回以上閲覧されているものもある。浸水被害は線状降水帯が発生し広範囲に記録的な大雨が降ったことによるもので、熊本県エネルギー政策課は施設がない市町村でも被害が発生していて、メガソーラーと因果関係があるとは考えていないとしている。また、夏の暑さの関係についても専門家は、気温への影響は地表面・風などの方が大きくメガソーラーの設置面積は地域全体に比べ限られるため影響はあいと考えられるとしている。
千葉・中央区から中継。現在の千葉の気温は32.4℃で夕方になってもあまり気温は下がっていない。
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東北地方では大雨。明日の全国の天気を伝えた。
ドジャース大谷翔平はロッキーズ戦の2回表、44号ソロホームランを放った。6試合ぶりのホームランで、先に44号を打ったシュワーバーに並びリーグトップタイとなった。7回にはヒットで打点を83に伸ばした。現在ドジャースはナ・リーグ1位で2位のパドレスとはゲーム差2。ドジャースは明日もロッキーズと対戦。大谷翔平は二刀流で先発予定。
オリオールズの菅野智之とレッドソックスの吉田正尚が初対決。菅野は大リーグ1年目で二桁勝利を達成し11勝目を目指すマウンド。吉田正尚との対決では1回と4回の2打席とも三振に討ち取った。菅野は5回1失点の好投でリードを守って降板したがリリーフが打たれ11勝目は持ち越しとなった。
8月6日広島原爆の日、ノルウェーで行われた国際平和イベントでは歴代のノーベル平和賞受賞者も発言した。吉村大作さんは街角で原爆を描いた英語による紙芝居を熱演して核廃絶を訴えている。吉村大作さんは普段は大阪で活動するフリーのジャーナリストだが大阪・関西万博期間中は毎日英語で新世界のあたりで紙芝居をしているという。吉村大作さんは外国人観光客に声をかけ紙芝居を観てもらう活動をしている。紙芝居「ケイちゃんの消えない雲」は爆心地の近くで被爆した実在の女性小倉桂子さんの被爆体験と80年経った今も世界中で核廃絶を訴えている姿が描かれている。紙芝居の絵を描いたのはウクライナ出身のアーティスト ユリヤ・ボンダレンコさん。ロシアがウクライナへの攻撃を開始した3年前、故郷の町チェルニヒウを離れ知人を頼って来日、京都で暮らしている。きっかけは3年前に広島を訪ね紙芝居のモデルとなった小倉桂子さんと出会ったこと。ユリヤさんは吉村さんと2人で紙芝居づくりを始めた。紙芝居に何度も登場する様々な雲についてユリヤさんは、決して消えることのない心の傷だと話した。ユリヤさんの父親は軍人で侵攻が始まったあとに亡くなり、母親は健在だがウクライナに残って今も空爆が続く街で暮らしている。吉村さんは、フェーストゥフェースで広島・長崎の話を伝える意味で紙芝居はすごく強力なツールになると思うと話した。吉村さんが紙芝居を通じて出会った人は世界30カ国500人以上。吉村さんとの出会いをきっかけに帰国後家族などに紙芝居で原爆の読み聞かをする人たちも。吉村さんが今取り組んでいるのが紙芝居の多言語化。英語以外にロシア語、中国語、韓国語などこれまでに112カ国に翻訳しているという。
視聴者からの、25年前に甲府に住んでいたころ宇宙人を見たとのエピソードを紹介。
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山梨・甲府から中継。今回のミッションは「宇宙人と遭遇!?“1975甲府事件”その後を調査せよ!」。1975年のUFO目撃事件をもとに徳タケ喜一さんは様々な商品の展開などをして地元を盛り上げている。山畠克博さんは8歳の小学生の時に宇宙人に肩を叩かれたという。山畠克博さんは円盤を見ていて帰ろうとして振り返ったところ後ろから肩をトントンと叩かれたと話した。その後親を呼びに行って見ていたが皆が見ている目の前で消えたと話した。山畠さんはその後頻繁にUFOを目撃するようになったと話した。
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明日の関東甲信の天気を伝えた。