将棋八大タイトルの全制覇を目指す藤井聡太七冠が王座への挑戦権をかけて、今月将棋連盟の新会長となった羽生善治九段と対局した。残る一つの王座は永瀬拓矢王座が保持しており、東京・将棋会館で七冠達成者同士が王座戦の挑戦者決定トーナメント準決勝に臨んだ。2人は公式戦14局で藤井七冠が11勝3敗となっている。藤井七冠としてはタイトル独占の八冠に向けた落とせない一戦となり、一方羽生九段は100期目のタイトルまであと1つとなっている。羽生九段は会長として初のイベントの場で慣れない様子をみせつつ将棋界の未来を見据えている。東京・渋谷区には駒テラス西参道がオープンし、扇子などを見る客がみられ、併設されたカフェはパブリックビューイング会場のようにモニターで対局を見るファンがみられた。また、アマチュア有段者のみ申請が可能な免状が脚光を浴びている。免状は羽生九段と藤井七冠の直筆の書名があり、で会長と竜王・名人のタイトル保持者が署名することとなっており注目度が上がっている。注目の一局の勝敗は今夜中に決まる見通しとなっている。
住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
URL: http://www.shogi.or.jp/
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