大阪にあった高級料亭「船場吉兆」。食品産地偽装や消費期限改ざんなどを行った問題で18年前のきょう謝罪会見を開いた。会見には当時女将だった湯木佐知子さんと取締役の長男が出席。記者の質問に対し佐知子さんの囁きをそのまま復唱した会見として話題となった。食品の偽装表示を認め謝罪。しかしその後、客の食べ残しを使い回すという新たな問題も発覚。そして2008年5月、高級料亭・船場吉兆は廃業した。番組は当時の経営陣の1人、女将の二男・尚二さんを取材。アルバイトから再スタートし、現在飲食店など5店舗を経営しているという。尚二さんは「二度と同じ過ちは繰り返さないように地に足をつけて取り組まなければならない。お客様はもちろんですが、ともに働いてくれていた周りの方々にも多くのご迷惑をおかけしたということを肝に銘じ、今後はそういうことがないようにしっかり脇を締めてと思っている」と語った。そして今年88歳を迎えた当時の女将・佐知子さんについては「元気にしています。長年女将という立場で商売に携わっておりましたので、いま私が営んでいる店も非常に気にかけてくれており、『そのお客様にはこの対応をする』というそれぞれのおもてなしの精神というものはいまでもしっかり女将時代に培ったものを我々に伝えてくれている」などと話した。
