きのう都内の公園を訪ねると「サクラ伐採のお知らせ」と貼り紙がされていた。東京・江東区にある辰巳の森緑道公園は春になると園内に約220本の桜が咲き誇り、毎年「さくらまつり」が開催される。今年は花見シーズン前に20本の桜の木が伐採されることに。その理由はクビアカツヤカミキリの被害が進行していて倒木の恐れがあるため。日本樹木医会の小林さんは「木をたくさんかじり穴ができると、桜の木は地下から水と養分を吸い上げているのでそれが上の方に行き届かなくなって枯れてしまう」などと話した。実際に木を見てみると幹にいくつも穴が開いていた。植え替えると見頃まで3年はかかるとのこと。農林水産省によると2012年に愛知県で初確認されてから、去年11月時点で全国16都府県に広がっていて深刻な問題になっている。東京・あきる野市ではおととし、ボランティアを募り調査したところ被害木76件報告された。取材した公園では昨年度に被害が確認されてから薬剤の散布などを行っていたが駆除しきれず、今年伐採するしかなかったという。専門家によると木から白く濁った樹液が出たり、幹や根本におがくずのようなものがたまっていたりすることも被害を受けているサインだといい、見つけたら自治体などへ連絡してほしいとのこと。
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