幕内優勝史上最多の45回を誇る元横綱 白鵬が昨日相撲協会退職の記者会見を行った。去年2月、弟子の北青鵬の暴力行為に対する監督責任を問われ親方を務めていた宮城野部屋が閉鎖状態となった。1年余りが経過しても閉鎖措置は解除されず退職を決断したという。また弟子の預かり先としてモンゴル出身親方と新米親方の部屋は対象外とされ、伊勢ヶ濱部屋の預かりとなったが結果として9人の弟子が引退した。しかし今年になって伊勢ヶ濱部屋をモンゴル出身で新米親方の元横綱 照ノ富士が継承する事になった。白鵬は今後について、相撲を世界に広げていくプロジェクトを中心に活動をしていきたい、世界中のより多くの人達に相撲の魅力を広げる世界相撲グランドスラムという構想の元で相撲を広めていくと話した。