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「日本経済新聞」 のテレビ露出情報

去年11月、ハワイアンズの会議室に常磐興産の社員たちが集まっていた。そこへやって来たのは、フォートレスのグループ会社の社員たち約20人。今回の買収を計画し、先頭に立って動いた山本さんも自ら乗り込んできた。ハワイアンズの再生を始めるにあたり初の顔合わせ、山本さんは代表権のある会長への就任が決まっていた。山本さんは、早稲田大学在学中にバックパッカーとして世界を旅行していた、旅を続ける中で心を惹かれたのがホテルだと言う。その後、外資系証券会社を経てフォートレスに入社。フォートレスが買収したホテルを運営する、マイステイズ・ホテル・マネジメントを立ち上げ会長に就任した。2021年には、日本郵政が運営していたかんぽの宿の大半を取得することを決め、それを新たに温泉ホテルチェーン亀の井ホテルとして再出発させた。客室稼働率を2割近くアップさせ、赤字だった経営を立て直した。他にも経営不振に陥った各地のリゾートホテルを買収、その代表がホテルニューアカオ。海の上に建つ珍しい立地に目をつけ、施設の個性を最大限に活かすため山本さんが始めたのはマリンアクティビティー。ホテル内から釣りができるなど、そこにしかない魅力を見出し集客につなげる山本さんの戦略。日本各地のリゾートやホテルを買収し、復活させてきた山本さん。その数は今や業界第6位の184棟にのぼる。
ハワイアンズをどう再生するのか。買収前に客として訪れたことがある山本さんだが、改修に先立ち施設内を細かくチェックする。続いて向かったのは飲食スペース、オープン以来施設の拡張を続けて来たハワイアンズだが、資金が足りていないことから客の満足度に直結する場所に手が回っていなかった。さらに現場からの聞き取りも行う。今回呼んだのはフラガールたち、近年の猛暑もあり熱がこもってしまうと言うステージ。日本のハワイを目指し開業したハワイアンズ、しかし時が経つに連れいつしかそのコンセプトがあいまいになり、どこにでもあるような施設に変わっていた。ここでしか得られない体験とは。目指すはリアルなハワイ体験、まず目を付けたのがホテル内のレストラン。ホテルのバイキングにはファミリー客を意識したメニューが並んでいるが、旅行サイトのクチコミには「料理はハワイっぽさに欠けていた」との声が寄せられていた。料理の改善のために山本さんが送り込んだ人物は、フォートレスのグループ会社でメニュー開発を担当する徳永慶さん。これまで10の施設で料理をリニューアルしてきた。どう変えていくのか。
今年2月、ハワイ・ホノルルに山本さんの姿があった。常磐興産の関根社長も一緒だった。ハワイアンズをリアルなハワイに変えるために向かったのはWATG社、ホノルルに本社を構える設計会社で、実績は折り紙付き。ハワイ最古のホテル「モアナ サーフライダー」や人気の「ロイヤルハワイアン」など、ハワイの有名ホテルの内装デザインを担当してきた。山本さんはこの会社にハワイアンズの改装を依頼した。しかし、1人だけ首を傾げたのは関根さん。長年家族で楽しめるリゾートを目指してきたハワイアンズ、常磐の文化を大事にしてほしいと話した。そんな関根さんに対し山本さんは、関根さんは今の施設ありきで考えている、お金をかけて施設自体を変える発想に転換してほしいとのことだった。
帰国後も山本さんは、自ら再生した石垣島のリゾートなどに関根さんを連れて行った。家族客以外にも客層を広げようと考えている山本さん、大人が楽しめるバーを作ろうとしていた。しかし、すれ違いはここでも起きていた。頑なな関根さん、そこにはワケがあった。ハワイアンズの歴史は常磐炭礦に始まる、本州最大の炭鉱だった。石油の台頭により炭鉱は閉山へ、廃れていく街を守るため持ち上がった計画が巨大なレジャー施設に活路を見出すこと。この壮大なプロジェクトにいわきの女性たちも自らフラガールとして参加、こうして1966年地元と力を合わせて常磐ハワイアンセンターが開業した。ハワイアンズの歴史はフラガールの歴史、今回の買収はスタッフたちにも破門を広げていた。常磐興産に入社して13年目の小室美咲さん。小室さんは最近までフラガールとしてステージに立っていた、茨城県出身で幼い頃からハワイアンズに通い高校卒業後に夢だったフラガールとしてデビュー。18代目のキャプテンも務めていた。引退と共に退社するメンバーが多い中、小室さんは広報部門への移動を志願しフラガールの魅力を発信するラジオ番組も始めた。裏方としてハワイアンズを支えて行こうと決めたのだった。館内にあるフラ・ミュージアム、フラガールが繋いできた歴史を展示する大切な場所だが、客の姿はほとんどない。そこに山本さんが視察に来た、客を楽しませることを考えていないと不満そうな山本さん。数日後、関根さんを伴ってある場所を目指した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月19日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京
ガイアの夜明け復活!ハワイアンズ
宮崎県宮崎市、フォートレスがハワイアンズとほぼ同時期に買収した巨大リゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」。バブルに沸いた1980年代、2000億円をかけたプロジェクトが始まった。作られたのは全室オーシャンビューの超高層ホテルに、東京ドーム7個分の広大なゴルフコース。さらに、世界最大級の屋内プールと豪華絢爛を極めたリゾートだった。しかし、バブル崩壊と共[…続きを読む]

2025年9月18日放送 9:00 - 11:10 日本テレビ
DayDay.(オープニング)
オープニングトーク。山里さんは祖母がとっていた日経新聞のお金を一月だけ払ったことがあるという。

2025年9月18日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ日経朝特急+
日本経済新聞・中山淳史が解説。トランプ大統領の支持層は3つあるといわれている。1つめはキリスト教福音派が多いといわれるMAGA。2つめはニューヨークを中心とした金融のウォール街。3つめは政府の関与をゼロにしたいと思っているリバタリアンと呼ばれる人々。取り上げるのは保守派のなかでも右側に位置づけられるリバタリアン。なかでもシリコンバレーの起業家たちに影響がある[…続きを読む]

2025年9月15日放送 0:55 - 1:50 日本テレビ
NNNドキュメント(NNNドキュメント)
大阪・高槻市の病院に勤務する根本慎太郎(60)は小児心臓血管外科医。100人に1人いるといわれる先天性心疾患の子ども3000人の手術に関わり、その半数を執刀した。この日は生まれつき心臓の壁に穴があき、血管が狭くなって1歳6か月の女の子を手術。3時間ほどの手術中は心臓を止めて人工心臓で命をつなぎ、修復用パッチで心臓の穴を塞ぐ。パッチは伸びず、細胞が異物として反[…続きを読む]

2025年7月17日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニング朝刊けさの注目見出し
松屋フーズは水田に水を張らない農法でコメの生産を始めた。傘下の牛丼チェーンへの安定した調達とコスト半減を狙う。(日本経済新聞)

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