随意契約の備蓄米30万トンは、うち20万トンが22年産の古古米で、残り10万トンが21年産の古古古米。22年産米には、大手小売業者から申込みが殺到して受付が中止された。21年産米については、まちの米店や中小のスーパーに枠を設けて売り渡すという。大手スーパーに並ぶ22年産米は、2000円程度になる見込みで、中小のスーパーなどに並ぶ21年産米は1800円程度になると想定されている。きのうの国会で、備蓄米放出でコメ価格は下がるのかと野党に問われた小泉大臣は、安く買いたい人に選択肢を増やすことで価格が落ち着いていけばと答えた。宮城大学・大泉名誉教授によると、6月に備蓄米が流通することで市場に過剰感が出てきて、価格は徐々に値下がりし、9月から流通する新米の販売価格が3000円代後半になる可能性があるという。伊藤は、番組ではこれまでも、大泉名誉教授に話を聞いているが、教授が値下がりに言及したのは今回が初めて、値下がりが実現すれば小泉大臣の大成果となる等と話した。
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