今度の日曜日が参議院選挙の投開票日、投票のきっかけになる情報を紹介。国の医療費について考える。党首討論の発言などから主な政策を3つの視点で紐解く。1つ目は「予防医療で医療費削減」。自民党、公明党は予防医療で健康寿命をのばす考え。参政党は健康な高齢者に国内旅行券を配付すると訴える。2つ目は「自己負担の見直し」。日本維新の会は医療費削減を政策の目玉とする。市販類似薬の保険適用除外、75歳以上の高齢者の窓口負担を1割から3割に上げることを主張。国民民主党は高齢者の自己負担額を1割から原則2割に上げるとする。現役並みの所得があると判断される高齢者については能力に応じた負担を、と主張。立憲民主党は軽症患者の自己負担額を増やす方針。3つ目は「公費を投入」。れいわ新選組の山本代表は「国費を大胆に投入するしかない」と述べている。共産党も社会保障にかける国の予算を増やすべきとの立場。社民党は社会保険料の半減を公約に掲げているが、個人負担を減らした分は企業が負担し、企業が苦しい場合は公費で賄うとしている。日本保守党は公約に社会保障に関する言及はなかったが、現役世代の負担は軽減するとしている。
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