自民党総裁選で争うとみられる5人の動きを見ていく。10日に一番乗りで出馬を正式表明したのは、茂木敏充前幹事長。この翌日には小林鷹之元経済安保担当大臣が出馬の意向を明かし、自身のSNSであす出馬会見を行うと表明している。林芳正官房長官もあす出馬の意向を表明する見通し。一方の小泉進次郎農水大臣は13日に地元・横須賀市の支援者に出馬の意向を伝えていて、今週の後半にも正式な出馬会見を開く方向で調整している。高市早苗前経済安保担当大臣も、週の後半に出馬会見を行う方向。「出馬を正式表明するタイミングがとても重要だ」と、政治アナリスト・伊藤惇夫氏は指摘する。会見時期をめぐる動きは今回3つに分けられると指摘している。まず1つめは先手必勝。早々に出馬の意向を示した茂木氏と小林氏。伊藤氏は「早くスタートさせればメディア露出が増えるので、知名度を上げたい候補者は早めに出馬表明をする傾向がある」と話す。2つめが決選投票を見据えた「後出し」。伊藤氏は「知名度が高く党員票が望める議員は後出しをする傾向がある」と言い、それによると小泉氏と高市氏がそれにあてはまる。「知名度が高い2人は決選投票を見据えていて、水面下で党内の情勢を探って地盤固めをしている」という。最後が、野党連携をかためてからの「後出し」。伊藤氏は「今回のポイントは少数与党で、避けて通れないのは野党との連携」と話す。林氏は9日に維新の馬場前代表と会食をするなど、関係を深める狙いがあったのではと報じられている。林氏はあすの会見では野党との連携の在り方などを説明する見通しで、伊藤氏によると「野党との協力関係をまとめることができたので明日の会見となったのでは」とのこと。
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