東から西に逆走し列島に接近する異例のコースを進む台風15号。東北の太平洋側から上陸した台風は統計開始以来3例しかなく、いずれもここ10年以内に起きていて、茨城に上陸すると史上初となる。上陸後は関東を直撃。その後列島を横断すると見られ、広い範囲での影響が懸念される。現在、東北と茨城県の一部が強風域に入っており、このあと東北や関東の沿岸部を中心に警報級の大雨となる恐れがある。明日朝までの24時間予想降水量は、多いところで東北地方で180ミリ、関東甲信地方で150ミリなどとなっていて、予想最大瞬間風速は関東地方で35m/s。台風が去った後、都心ではゲリラ雷雨に注意。また昨日は各地で台風由来のゲリラ雷雨も発生。過去に台風が上陸したことがない茨城県のビーチでは、昨日一部エリアが遊泳禁止に。また日立市の漁港では台風15号の接近にともない対策を進める様子があった。さらに今、桃の収穫がピークを迎えている福島市の果樹園では、被害を最小限に抑えるべくいつもより約1割ほど多く収穫。お盆シーズンを直撃する台風によりイベントにも影響が。今日福島市で開催予定だった「ふくしまBON-DANCEフェスティバル」は中止。むつ市では花火大会が延期となった他、茨城・行方市で今日開催予定だった「夏の漁師市」も中止。東京ドイツ村でも今日、野外ステージの全てのイベントが中止。営業時間も午後5時までに短縮。鉄道では、JR東日本の東北新幹線で日中を中心に遅れや運休が発生する可能性がある。空の便は今のところ欠航は出ていないが、進路によっては影響が出る恐れがあるとしている。気象庁は、防災マップなどを確認し危ないところには近づかないようにしてほしいなどと呼びかけ。
