向井さん夫婦が毎週末自宅から車で40分かけて通う、和歌山県の山奥のポツンと一軒家。この日、向井さんが持ち出したのは空洞の丸太。これはゴウラで軽トラの荷台に積み込み、日本蜜蜂の蜂蜜採取に向かう。防護服を着て蜂の巣を採取する。空のゴウラを巣の上にのせて巣箱を叩き、蜂を新しい巣箱に移し替える。蜜蜂がそのまま棲みつけば来年にも蜂蜜がとれる。巣箱から蜂の巣を取り出すと、蜜が滴っていた。蜜蜂の巣を取り出して急いで帰宅。自宅で巣から蜂蜜を抽出する作業にとりかかる。美千津さんも手伝って瓶詰めをする。午後4時、ウエストバッグを腰に巻いてこれから鰻漁の仕掛けをしに行くという。崖を下ると清流があり、餌を川底に沈める。2、30カ所に仕掛けをして、翌朝に確認するのだという。