白川方明氏は先月、通貨をテーマにした新著を出版。白川氏は、中央銀行の金融政策は、信用の塊である通貨を供給する、通貨が信用のあるものになるためには、財政や金融機関がしっかりしている必要があるなどと話した。実質実効為替レートは、2国間の為替レートでは測ることのできない通貨の実力を示すもの。白川氏は、円の実質実効為替レートについて、現在の水準は、1970年の1ドル360円時代の水準まで円安になっている、1995年が実質の円高のピークで、その後はトレンド的に下がってきている、通貨の強さは、一国の経済の強さを表すという観点から、この30年間、日本の実質為替レートが円安になってきていることは重く受け止める必要があるなどと話した。
