日本一早い女子中学生・神辺西中学校3年・三好美羽。広島県福山市の中学3年生で、去年陸上の女子100メートルで中学生の日本記録を14年ぶりに塗り替え、一気に注目度が高まっている。去年6月の日本選手権。オリンピックの代表選考を兼ねた国内最高峰の大会に最年少14歳で出場。準決勝まで進む快挙だった。さらにこの9日後、広島県の中学生の大会ではスタートで飛び出し、あとは独走だった。タイムは11秒57。これまでの日本中学記録より0秒04速く、14年ぶりに更新する快挙を成し遂げた。小学4年生の時から指導する民内利昭さんは、速さの理由は独特なフォームにあるという。三好は陸上の競合校ではなく福山市内の高校への進学を目指していて、引き続き地元で独特なフォームの走りを磨いていくつもりだという。