日産自動車について。内田誠社長が今月末で退任し、後任の社長にはイヴァンエスピノーサ氏が就任する。経歴を紹介。1978年、メキシコ生まれで46歳。2003年にメキシコ日産に入社、タイ日産などを経て2018年に日産の常務に就く。グローバルの商品戦略や商品企画を担当し、去年4月からは、チーフプランニングオフィサーとして商品企画などの責任者を務めている。そして来月1日に社長兼CEOに就任する。内田社長は、自他ともに認めるカーガイ(車好き)だと紹介していた。また、日本でバンドを組むバンドマンで、ドラムやベースが得意。自動車メーカーに勤めているがバイクも好きで、国内をツーリングで回っているという。きのうの会見では「日産にはまだまだ潜在力がある、多くの可能性を発揮できる。これまでの内田社長とチームが築いてくれた土台を発展させたい」と意気込みを語った。日産は課題が山積している。どのような戦略を描いて経営の立て直しを図るのか、早速手腕が問われることになる。