きょうの日経平均株価は一時600円以上値上がりして4万円台をつけた。米国の株高や為替が円安ドル高に振れたことで、輸出関連株などが買われ、東証プライム市場の7割を超える銘柄が値上がりした。一方、金の小売価格はきょうも上昇し、過去最高値の1グラムあたり1万4069円を更新した。1か月で1000円以上値上がりしている。価格高騰の背景にあるのは、中東情勢の緊迫化など、地政学的リスクの高まり。価格高騰の背景にあるのは、中東情勢の緊迫化など、地政学的リスクの高まり。安全資産とされる金の需要が高まっている。また、円安ドル高が進み、円建ての金価格を押し上げた。田中貴金属は、今後の金相場について米国や日本の金融政策による為替動向に今後も注視する必要があるとしている。