きょうの東京株式市場は取引開始直後から買い注文が増え日経平均株価は初めて5万4,000円台につけた。午前の終値は5万4,413円92銭となった。高市首相が近く衆院解散に踏み切るのではないかとの見方を背景に、積極財政による景気下支えや成長分野への投資増加につながるとの観測から幅広い銘柄に買い注文が出た。一方、外国為替市場では積極財政が推進されるとの観測が円を売る動きにつながり円相場は1ドル159円台前半とおととし7月以来の円安水準になっているほか、10年ものの国債の利回りが2.18%まで上昇し約27年ぶりの高い水準となっている。市場関係者は高市トレードとも言われる株高・円安・債権安の流れが続いているが、イラン情勢など地政学リスクや政府・日銀による市場介入への警戒もあると話している。
