きょうの株価の見通しについてDZHフィナンシャルリサーチ・東野幸利の解説。日経平均の予想レンジは6万3100円~6万4100円。アメリカ株の上昇、特に半導体株を中心にハイテク株が強く反発していて、日経平均も堅調なスタートになりそうだ。一方、きょうは日銀総裁の会見があり、キオクシアホールディングスの決算発表なども控えており、午前で上昇が一服したあとは午後は全般的に動きづらい展開とみている。注目ポイント「8月は戻り高値か」。日経平均は3月安値の5万1063円から6月の史上最高値となった7万2366円まで大幅な上昇となったが7月は一転して下落が続き、半値押しの水準6万1715円まで下落した。100日線前後まで下げた点も踏まえ、値ごろ感が意識される水準になってくるため、ここで下げ止まれるかが重要なポイント。株式市場が落ち着いてくれば8月は自律反発に期待できる。過去の8月相場は令和のブラックマンデーと言われ下落率で歴代2位の記録を残した2024年を除き、2021年から去年までで前半と後半の動きが逆になる傾向が見られる。今年の8月はAI・半導体株のリバウンドを中心に前半高、後半安の可能性が高い。TOPIXの月別騰落率では8月は20年平均、30年平均でもパフォーマンスが年間で最も悪い。8月前半の上昇が戻り高値になることもある。
