きょうの株価の見通しについて小林千紗氏が解説する。きょうは特にAi・半導体関連の流れを受けて強めのマーケットになると思っている。日本株は過去1ヶ月強、グローバルでのAI・半導体関連の株価の調整や、中国半導体関連企業の台頭による需給悪化の懸念、円高、この3つのトリプルパンチに見舞われ、日経平均はピークから約15%下落したが、企業の業績はむしろ良くなっている。直近の株価の下落はどちらかというと過熱感の調整という局面が強い。そういった局面ではクォリティの高い銘柄などへの投資機会であると捉えている。NT倍率は足元は5月の水準と同レベルまで低下している。それによって極端な過熱感は解消された。アメリカのハイパースケーラーのAI設備投資が過剰ではないかという懸念は今後も続いていくと思うが、クラウドの増収率が前四半期から拡大していて、Aiの設備投資が実際の収益に結びついていることが確認できた。その結果、Aiの設備投資が削減され、サプライチェーンの将来の収益が低下してしまうのではないかという懸念は後退したと考える。世界的に景気が底堅く推移する中、グローバルで金融機関に対する注目が高まっていて、日本の銀行にも資金が入って来ることが予想できる。
