米国で発表された弱い経済指標を受け、景気減速懸念が台頭。そこに円高進行が加わり、日経平均先物が急落。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩さんが電話で解説。市川さんは「日経平均先物が大きく下げている主な理由として2つ考えられる。1つは昨晩の米国株の大幅下落。もう1つは、進行中の円高。きっかけは昨晩、米国で発表された2つの経済指標。週間の新規失業保険申請件数は、24万9000件と市場予想の23万6000件を上回り、労働市場の悪化懸念が広がった。7月ISM製造業景況感指数は46.8と市場予想の48.8を大幅に下回り、米国の景気が想定以上に減速しているとの警戒が強まった。米国株は大幅に下落。長期金利も低下。ドル安円高が進行する中、日経平均先物は急落。きょうの日経平均は1500円程度の下げを想定している」、「しばらく不安定な動きが予想され、米国で利下げが始まり、ソフトランディングの期待が高まれば、年度内迄展望すれば4万円回復は可能とみている」などと話した。