日経CNBC・曽根純恵、日本経済新聞社・鈴木亮氏が解説。日経平均株価はアメリカ株高を好感して7日ぶりの反発。アメリカの個人消費支出の物価指数が予想を下回り利下げペース鈍化への過度な懸念がやや後退。アメリカ株が上昇した。これを受けて今朝の日経平均338円高でスタート、ハイテク株や自動車株中心に買われて3万9000円を上回る場面が見られる。その他、日経平均先物3万9050円、TOPIXも7日ぶりの反発。午前のマーケットについて鈴木亮氏は「日米の中央銀行の会合を終えてイベントを通過して、意外とNYダウは10営業日連続下げ。PCEデフレーターをきっかけに利下げが必要なんじゃないかという。アメリカのマーケットは利下げを正当化したくてしょうがないのかなと。日経平均もどこまで上向けるのか。年内は日数が足りない。1月の後半ぐらいにかけての第三四半期の決算発表のタイミングで4万円を大きく超えてくる展開をきたいしたい。アメリカで半導体株指数が底揺れしたということもあって日本の半導体株もそれに連れ高しているというところで、日本の場合は後工程と言われているところ。この辺が期待が高い。防衛関連、12月の頭ぐらいまで順調に上がっていて、ちょっと調整していたが、その調整が終わったかなという形。また今日から少しずつ上昇に戻るのではないか。(銀行株の動きについて)日銀のりあげがすこし遠のいたということで先週末はちょっと売られていたが、その辺も短い調整で済んだかなと、銀行株が堅調に推移すると相場全体へのプラス要因も」などコメント。国内の長期金利は変わらずとなっている。また、きょうは自動車株の上昇も目立っている。