各地の大学で物価高の中、学生の経済的負担を減らすなどの狙いで100円朝食が広がりを見せている。埼玉大学の120食限定の100円朝食は企業からの協賛金でまかなわれている。協賛企業は10~15万円で学生に会社をPRできる。朝食中に仕事内容や自社製品を説明したり食堂のモニターで会社紹介の動画を流している。協賛企業は現在13社にのぼる。協賛企業の一つである化学製品メーカーは人材確保が課題になっている。協賛によって学生に直接アプローチできるのがメリットだと話す。大学では学生が将来を考えるきっかけにもなるという。