- 出演者
- 芳賀健太郎 一橋忠之 片山美紀 安藤結衣 黒田菜月
自転車の悪質な交通違反が後を絶たないことを背景に導入されるのが反則金を科す青切符の取締まり。政府はきょうの閣議で113の交通違反について反則金の額を決定した。ながら運転は1万2000円、信号無視は6000円など。取り締まりは来年4月1日から行われる。自転車の歩道通行について警察庁は取締りの基本的な考え方を整理・公表した。自転車は原則として車道通行とする一方、車道で危険性が高い場合などは歩道も通行可能。
オープニング映像。
各地の大学で物価高の中、学生の経済的負担を減らすなどの狙いで100円朝食が広がりを見せている。埼玉大学の120食限定の100円朝食は企業からの協賛金でまかなわれている。協賛企業は10～15万円で学生に会社をPRできる。朝食中に仕事内容や自社製品を説明したり食堂のモニターで会社紹介の動画を流している。協賛企業は現在13社にのぼる。協賛企業の一つである化学製品メーカーは人材確保が課題になっている。協賛によって学生に直接アプローチできるのがメリットだと話す。大学では学生が将来を考えるきっかけにもなるという。
NHK首都圏局のホームページの首都圏ナビで先週よく読まれた記事を紹介。東京都議会選挙の記事が上位を占めた。きょう紹介する記事は該当で人を褒めて投げ銭をもらうという”褒めますおじさん”であり多い時は1日70人以上褒めて一月の収入は15万円にのぼるという。管理職の男性については「気さくで立ち姿が若々しいいい男！！マスク越しのやさしい表情はみんなを笑顔にさせる！」と褒めていた。管理職の男性は「管理職だから褒められることはなかなかないが悪い気はしない」とのことだった。会社員の磯敏則さんは妻にメッセージカードで褒めることばを半年間毎日書き、「褒め褒めタイム」という褒めことばを家族で伝え合える時間を作ったとのこと。
関東の気象情報を伝えた。
東京都はこれまで経済的な理由や未婚の若い世代が多いことなどが出生率が低い要因と考え、AIを使ったマッチングアプリの運用や妊娠時や出産後などに国の制度に加えて17万円分の支援・子育てで月5，000円の給付など様々な支援を独自に打ち出してきた。東京都は出生数の先行指標ともいわれる婚姻数が去年、前年比から6.5％増加したとしている。ただ去年の東京都合計特殊出生率は2017年から低下が続いていて、全国の都道府県で唯一1を下回っている。すでに子どもがいても次の子どもを生み育てていくのは難しいと考えている人もいる。都内の待機児童数は10年前の20分の1ほどに減少したが、女性の住む地域では希望する園に入れない子どもも多く”子どもたちを同じ保育園に通わせるのは難しいのでは”と感じているという。
ここからは都庁クラブの橋本慎也記者と伝えていく。都議会選挙の候補者がこうしたテーマにどう向き合うのか、NHKでは立候補者にアンケートを実施しきのうまでに293人から回答があったという。まず「最も取り組みたいテーマ」を聞いたところ、この中でも「少子化・子育て」は「物価高騰」に次いで2番目に多くなった。「最優先の「少子化対策」は」についても聞くと「若者の所得向上」「雇用環境の改善」が49％で最も多くなった。次いで「子育て世帯の経済的支援」「労働環境の整備」などとなった。各党がどのような具体策を提示しているのか一覧で紹介していった。東京都議会議員選挙は22日投開票となる。
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きのうから各党の代表などが先週の告示日に行った演説を分析して伝えているが、2日目のきょうは共産・立民・維新・ネットである。共産党は「賃上げの中小企業への助成」をするほか「低所得世帯などに家賃補助」を実施するとしている。また「通学定期や教材費など無償化」「大規模再開発の規制の見直しなど」を公約に掲げている。共産党の田村委員長は経済対策に最も多くの時間を割き全体の23％だった。この中で全ての消費税を5％に減税して廃止を目指すこと、労働者の給料アップのために中小企業に対して行う支援の必要性などを訴えた。次に多かったのが実績のアピールで都議会自民党が開いた政治資金パーティーをめぐる問題の追求を行ったほか、シルバーパスの値下げや補聴器の助成などを実現したと話し全体の15％だった。
立憲民主党は「物価上昇を上回る賃上げ支援」「住宅に困る世帯への家賃補助」を行うとしている。また「救急搬送時間短縮へ体制強化」「単身高齢者向け介護施設の充実など」を公約に掲げている。野田代表はあいさつ・応援が38％と多く、税金の無駄遣いを許さずカネに関する不祥事をなくすと強調したほか家賃補助などの政策を実現すると訴えた。その上で物価高対策が一番重要だとして時間を割き、25％となっていた。今、食料品に関する消費税をなくすことやコメの値上がり分を補うような給付金を出すといった対策を打ち出しているとして東京でも暮らしに根ざした政策を実行すべきだと話した。
日本維新の会は「個人都民税を50％減税」「子育て世帯向け住宅の税制優遇」を訴えている。また「スタートアップ支援などで産業活性化」「税金の使い道の無駄の解消など」を公約に掲げている。前原共同代表は子育て支援に34％、物価高対策に24％といった割合だった。具体的には減税と社会保険料を下げることを繰り返し強調した。教育の無償化など実績をアピールした上で、それらは独身の人たちなどには直接の恩恵がないとして少子化や物価高に対応するためには減税と社会保険料の引き下げが重要だと訴えた。
東京・生活者ネットワークは「若者・単身高齢者向け住宅の確保」「コメなどの価格安定へ農家の所得補償」を国に訴えていくとしている。また「災害対策の実施」「政治資金の透明性を高めるなど」を公約に掲げている。岩永共同代表は政党PRと実績アピールに全体の40％の時間を割いた。この中では職の問題を取り上げて条例を作ったほか、政務活動費の使い道の透明化を市民感覚をもって実現したと話した。その上で空き家を活用して住居費の負担を減らすこと・子育て世代や一人暮らしの高齢者が孤立しない地域づくりを進めることを強調した。
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- 岩永康代東京・生活者ネットワーク
各党の演説の分析はあすとあさっても伝えていく。また各党の演説についてNHKではテキストマイニングという手法でも分析して、有権者にどのような内容を訴えたのかを読み解いていたとのこと。
20代の会社員であるゆいさんは大学生のとき、選挙で誤った情報を友人に広めた経験があるという。2人の候補の一騎打ちとなり、友人の間でも話題になっていた地元の知事選挙。SNSでは候補者に関する真偽不明の情報も広がっていた。中でもゆいさんの目を引いたのは片方の候補の政策は文字数が少ないとして批判する内容だった。内容に説得力があると感じ、すぐに友人たちに伝えていた。ところが投票の直前、新聞にのっていたのはゆいさんが信じた情報は誤りだと指摘した記事だった。最新の調査によると誤った情報を広める手段として最も多いのは家族や優位jんなどへの対面の会話となっていた。「た」「し」「か」「め」「て」のポイントで見ていくと、今のケースでは「し」の「調べて、比べて、他のニュースと」や「て」の「手がかりになる根拠や出典は？」などがポイントとなる。
「宗吾霊堂 アジサイが見頃」について。境内には約7，000株のあじさいがあり「カシワバアジサイ」はかしわのような葉と鈴なりの花が特徴だという。今月いっぱいが見頃となる。
警視庁が公開している地図によると、港区・渋谷区・江東区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。きょう伝えるのは”知ってるつもり”に注意ということ。今の時代離れた家族や友人・恋人と会えなくてもSNSでやりとりをして心を通わせることがある。だがそれはまず実際に会ったことがあり顔を知っている人たち同士の間のこととなる。そのため「SNSだけしか知らない相手とのやりとりには十分注意」である。
警察の歴史や警視庁の活動について、体験を通じて学ぶことができる東京・中央区の「警察博物館」。平成6年の開館以降、きょうで来館者が累計400万人に達し記念の式典が行われた。ちょうど400万人目となる4人家族が来館すると、警視庁のマスコットキャラクター・ピーポくんなどが出迎え記念品を贈呈した。
きょう来ているのは東京・三鷹で最高気温は36℃だという。あさっての6月19日は作家・太宰治を偲ぶ桜桃忌となる。桜桃忌は太宰治の誕生日であり遺体が見つかった日でもあるとのこと。そのため桜桃忌にはお墓に数百人が毎年来ているという。そして「太宰治文学サロン」について紹介していった。現在こちらでは「太宰治資料展」が開かれていて直筆原稿のほか太宰治が描いた油絵なども見ることができる。
最後に「改めて皆さん熱中症対策、あすもして下さい」と話した。
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「NHKニュース7」の番組宣伝をした。関税”合意至らず”などの内容を伝えるとのこと。