桝谷周一郎シェフの行きつけは東京・目黒区「ホテル雅叙園東京」にある中国料理「旬遊紀」。創業から90年以上の伝統を受け継ぐ名店として知られ、店内には日本に現存する最古と言われる回転テーブルが設置されている。著名な芸術家による美術品に囲まれたきらびやかな特別個室など、その豪華絢爛ぶりは料理を食べる前から心躍る。料理は広東・北京・四川・上海のジャンルにとらわれないヘルシーでうまみ豊かな伝統的中国料理。桝谷シェフのオススメは「くらげの冷菜（トリュフ風味）」。高級中華食材・キャノンボールクラゲの頭を使用。シンプルに塩で味付けし、黒トリュフと黒トリュフオイルで香りづけした一品。進化形冷製クラゲとして美食家たちをうならせる一品。