戦国武将の明智光秀がびわ湖のそばに築いた「坂本城」は15年ほどで廃城となり“幻の城”と呼ばれているが、発掘調査が進み、去年9月、石垣などの遺構が国の史跡に指定された。大津市は本丸があったとされる地区を調査していて、その南側の部分で新たに石垣の一部が見つかった。大津市によると見つかったのは「基底石」と呼ばれる石垣の一番下の部分で、直径20~60cmほどの石が約3mにわたり合わせて10個並んでいる。本丸があったとされる地区の東側では普段はびわ湖の水面下にあり水位が下がると姿を現す石垣の存在が知られていて、今回の南側の石垣はそこから50mほど離れた場所で見つかった。石垣はすでに埋め戻されていて、大津市は今後、保存などを検討していくとしている。
