午後5時から始まったプロ野球ドラフト会議。注目の1巡目指名、最多競合となったのはことし最多5球団が指名した明治大学の宗山塁選手。打っては東京六大学史上12人目の10本塁打100安打以上を達成。安定感のある守備にも定評があり、ことし3月には大学生の内野手で唯一侍ジャパンに選出。走攻守三拍子そろった大学ナンバーワンショート。事前に1位指名を公言していた広島をはじめ5球団競合の抽せんの結果は楽天が交渉権を獲得した。さらに宗山選手と同じくことし侍ジャパンに選出された大学ナンバーワン左腕、関西大学の金丸夢斗投手は4球団が競合。中日の井上一樹新監督はガッツポーズ。金丸選手の交渉権は中日が獲得した。また、2球団が競合した青山学院大学の西川史礁選手はロッテが、2度目の1位指名で2球団が競合した福岡大大濠の柴田獅子選手は日本ハムが交渉権を獲得。高校日本代表の4番を務めた花咲徳栄の石塚裕惺選手は西武との競合の末、巨人が交渉権を獲得した。