東京都知事選挙。「東京大改革3.0」と題し3選を目指す都知事選の公約をオンライン会見で発表した小池知事。防衛大臣の経験もある小池知事が公約の中で最も重視するのは、首都防衛。ミサイル攻撃に備えたシェルターの整備や豪雨対策で調節池を作ることなどを掲げた。さらに少子化対策についても強調。現在、第2子から適用している保育園の無償化を第1子からに拡充することや無痛分娩の費用を助成することを発表。ただオンライン会見後、記者団の取材に答えた小池知事には厳しい質問も。小池知事をめぐってはカイロ大学を卒業したと学歴を詐称したとして元側近がきょう、東京地検に告発状を提出したばかり。このことについて問われると「選挙に入るにあたってそういう行動をするのはいかがなものか」。さらに反対の声もあがっている神宮外苑の再開発については「事業者の皆さんにその解を求めているところ」とコメント。小池氏に対抗する蓮舫氏は「7つの約束」と題した公約を発表。少子化対策として現役世代の手取りを増やすことや、行財政改革に取り組む方針を示した。先月の出馬会見では都政をリセットするとして対決姿勢をアピールしていた。しかし、きょうの会見では批判のトーンを落とし小池都政の防災政策は維持発展させ、経済政策でうまくいっているものについてはすべて継続すると話した。広島県安芸高田市・石丸伸二前市長も、きのう公約を発表。市長の経験、さらに銀行で経済アナリストとして深めてきた知見を生かし東京の政治を再建させたいとした。20日に告示、来月7日に投開票され、七夕決戦となる都知事選。このほかに元航空幕僚長・田母神俊雄氏など、異例の50人前後が立候補を表明している。
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