今回の選挙では自・公で過半数に届かず、衆参ともに少数与党に転落した。今後の注目は「給付か?減税か?」「“石破おろし”」「野党との連立は?」の3つ。まずは最大の争点であった物価高対策について、与党は「給付」、野党は「減税」の方針を示していた。今回の結果を受けて岩田は、少数与党となったため基本的に給付は難しく、減税も各党で考え方が違うため一致点を見いだせなければ減税されないこともあり得るなどと話した。続いて石破総理の進退について。きょうの会見で石破総理は続投の考えを示したが、去年10月に政権が発足してから選挙で3連敗していて、これまでに国政選挙で大敗した総理はほぼ辞任している。また党内からも潔く辞めてもらわないと党がバラバラになるなどといった声が聞かれている。星浩氏は現状総理を買って出る人はいないが、弱体化した石破総理の続投では政策が進まない懸念があるなどと話している。