与野党の論戦が加熱する中、注目されているのが全国屈指の激戦区、東京1区。永田町、霞が関、市ヶ谷といった日本の政治、行政、防衛の中枢が集中している。民主党政権が誕生した2009年は民主党の候補者が競り勝ち、自民党が政権を取り戻した2012年は自民党の候補者が勝利。高市総理はきょう、第一声となる街頭演説を千代田区の秋葉原で行う予定。自民党関係者「この選挙区で勝った党が衆院選を制すると言われている」。有権者は毎回、投票先に頭を悩ませている。中道改革連合・海江田万里氏は高市総理の人気ぶりを評価した。海江田を追いかけるのは自民党から出馬する山田美樹氏。前回の選挙では収支報告書に76万円の不記載が明らかになり、当選した海江田と約1900万票差で落選した。環境副大臣や外務大臣政務官などを務めた実績をアピールし、5選を目指している。自民党関係者は選挙協力を得てきた創価学会の票がなくなり大きな打撃を受けるのではと気をもんでいる。高市総理の政策を高く評価したのは、日本維新の会から出馬する前千代田区議の春山あすか氏。自民党と日本維新の会は候補者の調整が間に合わず、80以上の小選挙区でぶつかる構図となっている。国会議員になって1年半、街頭で磨いてきた演説を披露したのは参政党の副代表・吉川里奈氏。若者に対して政治で求めることを聞いていたのは共産党・黒田あさひ氏。今年の箱根駅伝で5区の区間新記録を樹立した青山学院大学・黒田朝日選手が有名になったため、名前を覚えてもらいやすいと話す。
