おすすめされた推しスポット「国立極地研究所 南極・北極科学館」には、南極観測隊が実際に使用した雪上車や、南極の氷などが展示されている。入場無料で、南極や北極について楽しく学ぶことができる。3度の南極入りを経験している熊谷さんに案内してもらった。南極の氷山から採ってきた氷を直接触ることができる。南極の氷は、南極に降り積もった雪に含まれている空気が中に入っているため、白くなっている。水に入れると、氷が溶け、その空気が出てくる。昭和基地で、観測隊員が実際に使っている部屋と同じものも見学できる。南極には、組み立て式の建物を持っていき、現地で組み立てる。娯楽室などを備え、約14カ月共同生活を送る。毎年6月から7月中頃までは全く太陽が昇らない極夜となる。その期間に、フランス料理のフルコースを作って正装して食べるなどのイベントを行うという。施設には、ドーム型のオーロラシアターで、昭和基地で撮影されたオーロラの映像を見ることができる。現在は、ノルウェーで観測されたオーロラを上映している。久本はオーロラシアターを体験し、現地に行って見るのは難しいから、こうして見られて嬉しいなどと話した。