8月はまだ始まったばかりだというのに、40℃に到達した地点は25地点ですでに過去最多。異常な暑さは自転車や医薬品にも重大な影響を及ぼす。何℃から注意が必要なのか。そのボーダーラインを徹底的に調べた。東京・昭島市の自転車修理店「サイクルフィート昭島店」では、この暑さで依頼が殺到している。きょう、出張修理に向かったのは昭島市内の看護施設。依頼内容はタイヤのパンク修理。空気の逆流を防止するための部品「虫ゴム」が破損した原因の一つが暑さ。今回はタイヤが劣化していたこともあり、新品と交換し依頼完了。修理中にも次々と依頼が舞い込む。羽田で35℃以上を観測するなど関東はきょうも厳しい暑さ。サイクルフィート・近藤春輝代表によると、自転車で注意すべき気温は30℃から。日差しを浴びたアスファルトが50℃以上の高温になるためタイヤなどに負担がかかり、特に劣化した部品が破損しやすくなる。さらに、35℃を超えるとパンク修理の依頼が多くなるという。
異例の暑さで注意が必要なのが目薬。猛烈な暑さの中だと十分に力を発揮できないおそれがある。スマイル眼科クリニック・岡野敬院長は「開封状態で暖かいところに放置されてしまうと、水分が蒸発して濃度が高くなることが考えられる。濃度が高くなったことによる刺激感が予想される」と話した。そのおそれが生じる気温は0℃以下は凍結のおそれがあり、30℃以上はメーカー保証の範囲外になる。目薬を保管するうえで30℃を超える暑さに注意が必要。自宅で暑さが心配な場合は冷蔵庫の中が適当。医師は持ち歩く場合は水筒に保冷剤を入れ、冷凍庫で冷やし、その中に目薬を入れることを勧めている。市販の目薬の場合、ロート製薬は品質を保持するため自動車内や暖房器具の近くなど高温の場所(40℃以上)に放置しなよう注意を促している。
異例の暑さで注意が必要なのが目薬。猛烈な暑さの中だと十分に力を発揮できないおそれがある。スマイル眼科クリニック・岡野敬院長は「開封状態で暖かいところに放置されてしまうと、水分が蒸発して濃度が高くなることが考えられる。濃度が高くなったことによる刺激感が予想される」と話した。そのおそれが生じる気温は0℃以下は凍結のおそれがあり、30℃以上はメーカー保証の範囲外になる。目薬を保管するうえで30℃を超える暑さに注意が必要。自宅で暑さが心配な場合は冷蔵庫の中が適当。医師は持ち歩く場合は水筒に保冷剤を入れ、冷凍庫で冷やし、その中に目薬を入れることを勧めている。市販の目薬の場合、ロート製薬は品質を保持するため自動車内や暖房器具の近くなど高温の場所(40℃以上)に放置しなよう注意を促している。
