モスクワ・タイムズは政府関係者の話として国防省の汚職情報は山ほどあったがショイグ氏が国防相で大きな影響力を持っていた間それを追及することができなかった。軍とプーチン大統領が所属していたFSBロシア連邦保安庁の対立においてFSB側が勝利している。FSBがショイグ氏のグループを掃討した。名越健郎教授は国営軍事企業ロステクチェメゾフCEOの力が強まっているのではないかとしている。ロイター通信はKGBでプーチン大統領と共にスパイ活動をし大統領の側近で強い影響力をもっている。チェメゾフ氏はショイグ氏とライバル関係でベロウソフ氏と緊密な関係である。時事通信はショイグ氏が国防相を退任する前日にチェメゾフ氏とプーチン大統領だ会談したことを伝えていて、ベロウソフ氏の人事に影響しているとみている。今後は軍中心のショイグ氏グループに代わりチェメゾフ氏のグループが台頭するのではなかいと推測されている。増田さんは内部で対立があり戦いが長期化することで鮮明になってきた。どちらがプーチン大統領に忠誠を誓っているかで優遇されたなどと話した。田中さんはショイグ氏は飼い殺しされたなどとした。