全国の高校生が巨大な紙の上で書や演技の美しさを競う書道パフォーマンス甲子園。この大会で去年優勝している鳥取県の高校が、ことしも連覇を狙った。鳥取城北高校書道部。毎年夏、愛媛県四国中央市で開かれている書道パフォーマンス甲子園。全国から予選を勝ち抜いた、およそ20の高校が参加する。6分以内に演技を交えながら大きな紙に文字を書き上げ、その出来栄えや表現力を競う。4大会連続出場の鳥取城北高校は去年、初優勝を飾った。連覇を狙うことしの創作テーマは、大切な人への感謝。キーボードの演奏に合わせ、部員一人一人が感謝を伝えたい人の名前を書く。3年生で副部長の矢崎心遥さん。中学生のときに鳥取城北高校の書道パフォーマンスを見て入学を決意した。部員のほとんどが書道経験者の中で矢崎さんは全くの初心者。経験不足を補おうと他の部員に教わったり、手本の文字を書き写すなど基礎練習を重ね、ことし行われた個人の書道大会では全国3位になった。中国ブロック予選は1位で通過。本戦の出場を決めたが課題も見つかった。本戦の結果、鳥取城北高校書道部が連覇を達成した。